【書籍紹介】バリュー投資はシステム化出来るのか?

「逆だ、いつでも逆から考えるのだ!」

本書のキーワードとなっている
この言葉も元に

株式投資において
「上手くいかない理由」
を抜き出して

それらをやらないような投資行動を
よりシステム化していったことを
まとめあげられている。

そのシステムとは

○長続きする競争優位性
○現状維持のためのコストが低く
○資本効率が良く
○借金が少ない

そんな企業が一時的に
株価が安いときに買う。

そして、それらを定期的に見直すことで
投資先の変更を行ってきたそうだ。

また、投資活動における
感情や社会の雰囲気人間特有の
心理や行動に対していかに
抑制しなければならないかについても

昨今の行動経済学や
心理学を引用し言及されている。


素晴らしい!

バリュー投資において
見るべきポイントが
抜け目ないだけでなく

投資するタイミングについてまで
言及されている。

そして投資家の最大の敵である
心理についての検証もなされている。

ただ本書でもかかれてあるのだが

先に述べた
「投資すべき企業の条件」
を間違いなくクリアしている
企業でない限り同じタイミングでの
投資は危ない。

また先に述べたこれらの条件は
パッと財務諸表をみれば
分かるものでもない。

つまりこの投資法は

「相当優良なビジネス」と
(何度も)確証を得た

な企業にのみ使える手法だと言えそうだ。

やはりバリュー投資は
「職人技の投資」だと言えそうだ。

そしてこの度は参考として
本書をもとに

「52週安値」

で抽出したアメリカの企業について
考察をしてみたので
それを次回紹介したいと思う。

最後に本書の紹介です。

著者 ルーク・L・ワイリー
監修 長尾慎太郎
訳者 山下恵美子

グレアム・バフェット流投資のスクリーニングモデルー「安く買って、高く売る」中長期投資の奥義

The 52-week low formula:A contraian strategy that lower risk, beat the market, and overcomes human emotion

パンローリング 2015年10月


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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

人は競い合うなかで助けあう

競争社会ってホントにダメなの?

と言う疑問を持たれておられる
方も多いかと思う。

そんな中、
このような新書が出版されたと聞き
早速読むことにしてみた。

大竹文雄
競争社会の歩き方

「競争のない社会」
確かに聞こえのいい言葉だ。

残酷な末路をたどる敗者もなく 
圧倒的に全てを手中に収める勝者もない。


ところが、競争がない社会だと
「皆が同じ」なのだ。
と思ってしまい、
思わぬことを考えてしまう
人が出てくるようだ。

それは、
「皆が同じなら、皆が同じことができるだろう」

「だから、できない人はその人がやろうとしないだけで助ける必要がないのでは?」と。

本当は皆、得手不得手があり
様々な素質があるものだ。

だがそれは、
皆が競い合う社会のなかで
自らが感じ取って結論を
出さないと分からない。

「俺は才能がない。」

確かに挫折を感じるだろう。
しかし、そうなってはじめて

自らが進むべき活路や
違った才能の発見を
見出だすことができるのだ。

そしてそれは
己の限界を知っているのだから

他者に対しても互いの
限界があることを理解し
助け合う気持ちに繋がっていくのだろう。

本書は
そういった観点を通しながら
昨今話題になる様々な
経済や社会の問題を
経済学者としての切り口で
論じている。

個人的には理論的に踏み込んだ内容に
不足感を感じた。

しかし、新書と言う立ち位置で考えると
入門書として様々な事例を
紹介しているので良い本ではなかろうか。

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バリュー投資家が脳に焼き付けるべき信条

先日紹介した
「ハーバード流バリュー投資
をじっくりと再読してみた。

その中で
投資するに当たって
必要な三要素として

『割安であること、堅実であること、そして成長していること』

を挙げている。

これはバリュー投資において
本当に必要な3つだと思う。

これからも何度でも口にして、
肝に命じておかなければならない。

なぜ、こんな簡単な言葉を
何度も心に刻み込むひつようがあるのか?

バリュー投資の原則は
話としては簡単なのだが
実際の運用としては簡単ではない。
(特に心理的に)

株式が割安になるのは

その企業の収益力や成長力に
多くの人が疑問を持っているからだ。

そんな扱いを受けている株式に
あなたは自信をもって

『安い』

と言い切ることができるだろうか?

やはりバリュー投資は簡単ではない。

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テーマ : つぶやき
ジャンル : 株式・投資・マネー

「バリュー投資ドキュメンタリー」な一冊

久し振りに心の底から
「興奮させる」一冊でした。

この度、
「ハーバード流
  ケースメソッドで学ぶバリュー投資」
エドガー・ベッケンハイム三世 著
長尾慎太郎 監修
藤原玄 訳

を読ませていただいた。

著者が自らの資産運用会社にて
バリュー投資に基づいて行ってきた
投資案件を

ケースメソッド
と言う形で紹介されといる。

ケースメソッドとは
様々なビジネスに関する案件を
その当事者のごとく

それまでの経緯や現状
そして今後の選択肢について書かれた
ドキュメンタリー小説の様なものである。

バリュー投資も確固たる哲学は有るものの
その案件によって考慮する程度を加減すべき要素は多分にある。

そのため、投資案件をごとに
「どの様な事実があって」
「将来に向けてのシナリオ」
「過失した場合の担保」
をはっきりとさせておきたい。

それはについて本書では
11の企業について紹介されている。

※発刊が昨年のものなので最近のケースもあるのも読みやすいと思います。

私も読むにつれて
「あっ!これってあの投資で
     同じこと考えたよね」とか
「この辺りの分析が私は甘いよな」とか
身に染みて感じてしまった。

また、本書の冒頭と末尾には
自らの投資アプローチの紹介や、
プロフィールの紹介、

そして若手の投資家に向けて書かれた
「投資アドバイス(手紙)」
が書かれている。

そんなわけで本書は

これからバリュー投資をしてみたい方

これまでバリュー投資をされてきた方

のどちらにもおすすめできる
一冊だと思うのである。

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テーマ : 最近読んだ本
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四季報通読雑感

今回も四季報通読を
無事完了することができた。

予想通りではあったが全体的に
「今すぐに買わなくても良いかな」
と、思えるものであった。

もちろん、調査に値する企業はあったので
少しずつ始めているところである。

その他に感じたこととして

銀行(特に地方銀行)はやはり魅力を
感じることができない。

LINEが上場していたが
期待度だけが先行している。
企業としてはまだまだ脆弱。

ドラッグストア業界の活況は
何時まで続くのだろうか?

消費者が直に触れる機会が少なく、
かつ2部や新興市場の株式は
不人気なものが散見。

ここから更に
株式市場が活況するのであれば
「株ブーム」が再来するかもしれない。

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ちゃむ

Author:ちゃむ
投資家・理学療法士
MBA:名古屋商科大学

【My Mission】
賢明かつ健全な心、身体、そしてマネーリテラシーを備えた人を増やすこと

理学療法士として
生きることに少しつまづいた皆様の
心身のバランスを整えることを実践しております

一方で、投資に関しては
バリュー投資の概念を軸に
バランスの良い資産配分やキャッシュフローを実践できている企業が、低い評価を受けているときに投資を行っております。

1974年生まれの男性

★尊敬する人物
ベンジャミン・グレアム
中江藤樹

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