「負けない」株式投資講座 その4 ビジネスの展望

どんなに株価を上回る資産を
保有した企業であっても

投資とは「未来を信じる」ものなので
企業が取り組んでいるビジネスに
良い展望が望められるもの
でないといけない。

そこには細かい情報は
それほど必要ではない。

大抵の日本人なら分かるであろう
この先5年から10年位を
目安に考えて見る。

そして、

そういった日本や世界の変化に
合わせた戦略を立てている企業に
投資をした方が良いだろう。

例えば

人口の動態とか
政策の方向性
技術の革新など

普段から何となく
知っていることからでも
ヒントはあると思う。


逆にそこに合わせた戦略を
示していない企業は、
業績も株価もそれに
従ったものにしかならないだろう。

例えば
【9476】中央経済社ホールディングス
と言う企業がある。

御社は経済経営関連の書籍を
多数出版されている。

(私もお世話になっております)

しかし企業戦略としては
現状のマーケットで
何とか生き残るような話しか
目立つものはなかった。

しかし国内の専門書と言う
限定されたマーケットなので
売上を伸ばすインパクトにかけている。

実際ここ数年の業績も
低空飛行が続いている。

株価も市場の最悪期よりは
高くなっていると言う程度である。

(投資判断は自己責任でお願いします)
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「負けない」株式投資講座 その4 お金の流れでビジネスの現状を把握する

赤字を続けている企業への
投資はいかがなものか?
と言う話を前々回行った。

しかし、
一時的な赤字だけなのであれば
それは逆に投資の機会が
訪れていることもある。

その目安に使えるのが
「キャッシュフロー」の分析だ。

これは決算書の
「キャッシュフロー計算書」
と言うものを見る。

会計上の赤字は
減価償却の費用が乗せられたり、

時価が大幅に下落した資産の
再評価で減額されたものなど、

赤字だけれどもお金は回っている
(倒産しない)ことが多い。

特に不況が起こったときの赤字には
こういったケースがよくある。

もう一度言い換えてみると、

まともなビジネスであれば
不況だとしても営業はなされており
売り上げもある。

でも不景気になると、
好景気時に投資したものを
回収しきれなくなるので
その分の投資分は損失として
出さざるを得ないことがある。

そのため、
一時的に損失を吐き出すことをする。
これが赤字になる大きな原因だと思う。

赤字や不景気のため株価は
大幅に下落することが多いと思う。

しかし、キャッシュフローを見てみると
しっかりとお金を手に入れていることが
あるのだ。

例えば
【7958】天馬と言う会社がある。

ケース類などプラスチック製品を
多数生産し、アジアなどの海外展開にも
積極的に取り組んでいる会社だ。

この会社、平成23年度期末に
赤字を出していた。

実はその2期前にもリーマンショック後
の赤字決算を出していた。

この時点で投資先としては
「?」と考えてしまう。

ところが、

その時の赤字は保有していた
有価證券を再評価した際の
減額によるものが大きかったのだ。

キャッシュフローを見てみると
お金は十分に手にしていた。

元々、資産を大量に保有している
企業だったので株価は十分に
割安になっていたのだ。

その後、売上、利益ともに回復し、
株価はその当時より3倍程度にまで
上がっている。

ニュースや新聞の見出しレベルでは
大騒ぎするような話であっても

しっかりと分析すれば
問題ないことの方が多いのかもしれない。

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「負けない」株式投資講座 その3 流動資産の内容

バリュー投資ではその企業が持つ
「流動資産」に着目する。

しかし、流動資産と言っても
その中身は様々なものがある。

その価値が一番信用できるのは
現金や預金だ。

これは誰でも分かると思う。

次に信用できるのは
売掛金と呼ばれるものだ。

これは取引先などから近いうちに
お金を回収できるであろう見積もり額だ。

ただこれは現実として
踏み倒される可能性を
考慮しなければならない。

その次にあげられるものは
商品や仕掛品といったものだ。

これはまだ売れていない
現物や製造前の部品や材料が入ってくる。

これもその内容によっては
評価額が大幅に下げられる
可能性をはらんでいる。

他にも流動資産として
認められるものがあるが、
信用度としては概して低くなる。

例えば

【8186】大塚家具と言う企業がある。

最近では創業家の内紛が
話題になったことで知られている。

ここの株式も資産を大幅に
下回る株価になっていた。

そこで御社の流動資産の
内訳を調べてみると

「商品」項目の金額が
他の項目と比べて
比重が大きい事が分かった。

おそらく御社の売りである
「家具」
がこの項目に入っていると思われる。

さて、
その家具とやらが
そこまでの価値があるのか?

そこに明確な要素がない限り
投資を行うには常に不安が
付きまとってしまうだろう。

因みに御社には親子紛争の
火種は機関投資家さんたちの間では
知られていたそうだ。

また、それを知ってか知らずか
アメリカのバリュー投資系の
ファンドが投資をしていた。
そして親子紛争で話題になり
株価が浮上したあたりで株式を
売却しているようだ。

もちろんそういった情報のない
個人投資家はそこまでして
手を出す案件ではないと思う。

※御社は親子紛争の後も経営の軌道修正は達成できていない様子だ。頑張っていただきたいものである。

次回は赤字決算でも投資できるか?
について書いてみたいと思います。

(投資判断は自己責任でお願いします)

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「負けない」株式投資講座 その2 赤字企業は要注意

会社が持っている資産よりも
大幅に安くなっている
株式だったとしても、
注意するべきことはある。

まず大事なのは

過去に赤字決算があるか?

だと思う。

赤字と言うことは、
会社の資産を大幅に減少させる
要素である。

もちろん、
時には不遇もあっての
赤字も想定できるが、

数年に渡ってとか
度々赤字に転落しているような
企業はいくら激安な株価であっても
気をつけるべきだ。

例えば、
【7902】ソノコムと言う会社がある。

この会社も資産に比べて
割安になっている企業なのだが、

少し過去を遡ると赤字決算が
数年間続いていたことが分かる。

結果的には株式市場低迷期よりも
高い株価になってはいるが、

投資先としては安全性に不安定感が残る。

赤字を続けている間、
貴方は自信を持ってこの会社の株式を
持ち続けることができるだろうか?

投資家は自分の判断で売買ができるが
孤独との戦いだとも言える。

そういう意味では、
安心して保有し続けられる株式を
選んだ方が良いだろう。

次回は資産の内容によって注意するべきポイントについてお話ししたいと思います。

(投資判断は自己責任でお願いします)

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「負けない」株式投資講座 その1 「資産価値から考える」

「負けない」株式投資講座

株式市場には様々なプレーヤーが
参加しております。

ただ皆の目的は
「株式市場の波にうまく乗る」
ことだと思います。

その方法の1つとして
企業価値より割安な株価で買い付け
割安さが見直されるまで待つ。
と、言う方法があります。

当ブログではその
「負けない」投資法
についてご紹介したいと思います。

1.資産価値から考える

株式を買うことは
一般の商品やサービスを
買うことと同じだ。

手に入る価値よりも
割安な価格で買う事ができれば
ベストだろう。

ただ殆どの品物には相場かあって、
割安に買うことは簡単ではない。

ところが株式に関しては
意外な掘り出し物があったりする。

例えば、赤字ではないが地味な業界で
利益も平凡と見なされた企業の株式は
概して低い評価を受けてしまう。

例えば、
会社が持っている資産から負債を
全部清算してもお金が
有り余るぐらいある。

そんな会社があるとする。

なのに、有り余った総額よりも安い株価(時価総額)で取引されている。
そんなことがよくあるのだ。

例えば【3504】丸八ホールディングス
丸八真綿の布団で有名なこの会社

5月25日の終値の株価が854円。
時価総額にすると
14159百万円(141億5900万円)だ。

一方で、御社の流動資産から
負債総額を差し引くと
25042百万円(250億4200万円)。

なんとまあ、
株主に残すことができるお金より
株価の方が大幅に安くなっているのだ。

しかもこれには土地や建物、
そして御社が投資している
有価證券が別途

「タダで」ついてくる。

でもこれだけで
「安いから買おう!」
とは思わない方が良い。

今回はここまでです。

次回はこういった割安な企業の株式を買うときの他のチェックポイントについて紹介していきます。

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ちゃむ

Author:ちゃむ
投資家・理学療法士
MBA:名古屋商科大学

【My Mission】
賢明かつ健全な心、身体、そしてマネーリテラシーを備えた人を増やすこと

理学療法士として
生きることに少しつまづいた皆様の
心身のバランスを整えることを実践しております

一方で、投資に関しては
バリュー投資の概念を軸に
バランスの良い資産配分やキャッシュフローを実践できている企業が、低い評価を受けているときに投資を行っております。

1974年生まれの男性

★尊敬する人物
ベンジャミン・グレアム
中江藤樹

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