「株価の下落」どうやって備えますか?【お金編】

前回は株価の下落に対して

どのような心の準備が必要か?
について述べた。

今回はお金の準備についてである。

当然ながら安い株価で
買えることがベストだ。

しかし、

いつ安くなるのか?
今が本当に安いのか?

実のところこれらに正解はない。

と、言うか

後になってからでないと
分からないことだ。

では、限られたお金を
どのようにして効率よく
株式に回せば良いのか?

ここでは2つの考え方を提示したい。

1.常に一定額を株式に回す(積立型)

これは月の収入が
比較的安定している人向きだ。

毎月貯蓄するお金のうちの一部で
必ず株式を買うようにするのだ。

この手法は

株価の変動は予測不能だ。

と、開き直る代わりに
安いときでも買い足すことができる。

大儲けはできなくても
株価の安いときに
間違いなく買うことができる。

しかも安いときには同じ積立額で
より多くの株式を
買うことができる仕組みなので

株価の下落による恩恵を
十分に受けられるだろう。

当blogでもお薦めする
つみたてNISA
ではこの手法が向いている。

※「ボーナスのみ積立」と言うやり方もあっても良い。


2.株価の下落までじっくりお金を定期預金で貯めておく

理屈で言えばこれができれば
一番利益をとることができる。

バリュー投資で運用するときは
この手法は用いないわけにはいかない。

ただ「最安値」を
とることの難しさは先述した通りだ。

従って
ある程度割安だと言える株式を
少しずつ買い足していく

と言う手順で
進めていくことになるだろう。

「安くて良い会社」を
掘り出すことに悦びや
達成感を感じられる人であれば
是非チャレンジしてほしい。


そして両者いずれにしても
最も大切なことは

株価の下落に気を揉まれ過ぎると
株価の予想にとりつかれてしまう。

そしてそれは健全な投資から
危険な投機への甘い罠なのだ。

と、言うことだろう。

皆さんもくれぐれも注意してほしい。


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「株価の下落」 どうやって備えますか?

株式投資において

株価の変動とどのように付き合うか?

は、大きなテーマの1つである。

いや、最大のテーマとも言える。

端から見ているだけだと
分からないかも知れないが

買った株式が値下がりしてくると

心理的プレッシャーは相当厳しくなる。

ベンジャミン・グレアムも
「賢明なる投資家」にて
投資家は株価の変動に対して
金銭的にも、そして心理的にも
準備しておく事を強調されている。

また、先日読んだ某誌でも
株価の下落に動じないようにする
事が株式投資で成功するコツだと
述べられていた。

うちではリーマンショックの時
投資への理解の少ない
妻の理解を得るために
相当議論になった。

では、実際のところ
どのような準備が必要なのか?

1つのステップを提示してみる。


1.株価は下落するものだと覚悟しておく

そもそも買い始める時点で
想定しておく事が大事だ。

株価は貴方が決めるのではなくて
市場が決めるものだから。

思うようにできないのが当たり前なのだ。

このステップを踏めない限り
株式投資をするのは避けるべきだろう。

2.買う理由と売る理由を決めておく

この会社の株主になぜなるのか?

改めて考えてみることは
「投資は自己責任」
と言う言葉を実行することだ。

そしてできれば
「こうなったら売る」
も決めておくべきだ。

この理由も自分で考えてみる。

株価で決めてもいい。
配当や優退で決めてもいい。

ビジネスの推移や株式市場の動向など
複合的な理由でもいい。

それから

自身の資産形成プランの軌道修正のため
と言うこともあっても良い。

もちろん売る理由が揃わないのであれば
永久保有だって問題ないだろう。

ステップとしてはこの2つで十分だ。

ただこの2つに関しては
十分に勉強して熟慮されることを勧める。

でないと

株価の変動に
心を揺さぶられてしまって

株式投資が苦しいものに
なってしまうだろうから。

次回は「金銭的な備え方」について
考えてみましょう!

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低成長でも株式が勝つ理由

前回は
お金の貸し借りの観点から

定期預金が株式に勝てない理由を述べた。

ところで、

この話にはもう一歩
考えられることがある。

それは

経済成長がどのようなものであれ
長期的には定期預金は株式に勝てない。

と言う事だ。


なぜか

前述したように銀行も会社も
それに見合っただけの利回りがないと
お金を貸さないし借りない。

そしてその利回りなのだが
その利率は経済成長と
相関性があると思われる。

なぜかと言うと

経済成長が高ければ
それだけ「儲かる話」がありうる。

だから高い利回りでも
お金を借りられるし貸す方も喜んで貸す。

逆に経済成長が低くなったりすると
簡単に儲かる話が無くなるので

低い利回りでしか
お金も借りないし貸すことができない。

そして定期預金だが

上述のように経済成長に応じて
より低い金利に抑えざるを得ない。

従って定期預金は短期的には
勝つことがあったとしても

長期的には経済成長よりも
低い金利になるし
株式に勝つことができないのだ。

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定期預金が株式に勝てない理由

株式投資は時価の変動が激しい。
よって、一時的には損をしたり
大儲けすることもありうる。

しかし、長期的には定期預金など
「元本保証」と言われているものよりも
高いリターンを得られる。


なぜなのか?

それは経済の構造を想像してみれば

理解しやすいと思う。

まず始めに
定期預金を銀行に預けるとする。

銀行は預金などで集めたお金で
人や会社にお金を貸す。

そして大事なことは

集めたお金に渡す金利より
貸したお金から回収する金利の方が高い。

と、言うことだ。

こうでないと銀行は経営が成り立たない。

逆に言えば、預金の金利は

貸すことができる金利より
低くしなければならない。

次に銀行が会社や人に
お金を貸すことについて
考えてみる。

先程も述べたように

銀行は集めてきたお金(預金)の金利より
高い金利を設定する。

そしてそれに見あった
リターンが見込まれる
会社や人にだけお金を貸す。

そしてこれも逆に言えば

借りる会社や人にとっては

借りる金利より上回る
利率(利益)が十分見込まれる
物事にしかお金を使わない。
(投資しない)

そうでないと自分達が
倒産し破綻してしまう。

ここまでは分かる人も
多いかと思う。

だが話はもう一歩ある。

お金を借りた会社が
借りるに見合っただけの
利益を得ることができたとする。

では借金を返して
なおも残ったお金は誰のものなのか?

・・・株主のものだ。 

つまり十分な利益を
出すことができる会社は

定期預金よりも高い利益を
出す可能性があるのだ。

これが定期預金が株式に
勝てない理由である。


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現時点の投資方針

今、日本もアメリカも
株式相場は熱い感じがする。

今、個人的にとっている方針なのだが

急騰した株式の部分売却をして
投資元本の回収をする。

収入の中から入る
株式投資用資金の一部を

長期的に「堅い」構造に
なっている業界大手で

かつ(比較的)優良な財務と
配当実績があり

さらに株価が低調であれば
少しずつ買い足す。

と言うことを行っている。

あくまでも
「健全で成長していてかつ割安」
と、言うバリュー投資の原則に
こだわっていきたい。

従って資産全体として
株式の比率は一定水準を保ちながら

景気低迷時に向けた投資資金を
形成しているところだ。

この先どこまで株価が
上がるのか何て分からない。

分からないのなら
株式の保有もしながら
下落に備えることが
必要なことなのだろう。

とは言え、
この塩梅が難しいところなんですけどね!

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ちゃむ

Author:ちゃむ
投資家・理学療法士
MBA:名古屋商科大学

【My Mission】
賢明かつ健全な心、身体、そしてマネーリテラシーを備えた人を増やすこと

理学療法士として
生きることに少しつまづいた皆様の
心身のバランスを整えることを実践しております

一方で、投資に関しては
バリュー投資の概念を軸に
バランスの良い資産配分やキャッシュフローを実践できている企業が、低い評価を受けているときに投資を行っております。

1974年生まれの男性

★尊敬する人物
ベンジャミン・グレアム
中江藤樹

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